前回の記事からの続きです。
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教頭先生に物申す
やっと、第一回目の休憩です。
その頃には、前を歩く教頭先生と養護教諭の先生との差は50メートルくらい離れていました。
一度くらい振り返ってくれれば、わたしも何も言いませんでした。
一度だけでも。
しかし休憩でやっと追いつくまで、振り返ってくださらなかったお二人。
娘はやっと決心して遠足に来ているのに、その対応はないのでは。
そこで、言っちゃいました、やっちゃいました。学校側とは穏やかな関係を作ろうとあれだけ努力していたのに。
「教頭先生。
学校からこの休憩まで、一回も振り向かれませんでしたよね。
私たちも遠足に参加しているんですよ。
ましてや娘はやっと勇気を出して来たのに、配慮がないのではありませんか?
もし、途中で怪我をしても、これではわかりませんよね?」
「保健の先生も全く振り返ってくださいませんでしたよね?」
あ、と驚いたような表情のお二人。
しかし何も言われませんでした。
いや、なにか言われたのかもしれませんが、頭に血が上ったわたし、覚えてません(^^;;
ですがそこは教頭先生。
次からはちゃんと私たち親子の後ろについて、現地まで歩いてくださいました。
しかし、理由を話してくださるわけでもなく、不信感だけが残るわたし。
目的地の公園でも誰も声をかけてくれず
やっと公園に着きました。
あれだけ心配した娘も、帰ると言わずに公園の中へ入っていきます。
「とりあえず連れてきてよかった(^ ^)」
ホッとひといき。
しかし、そこから先がまた問題。
縦割り班に入っていけないのです。
*縦割り班とは1年生から6年生まで各1.2名ずつで作る班。異年齢との交流目的に作られます。
担任の先生のいる、自分の班に近づけない。
縦割り班のため、仲のいいクラスメイトとも離れ離れで誰一人、誘ってくれる人がいないのです。
担任の先生も、いつもと違う環境なので、うちの娘のことまで見ていられない様子。
かと言って、自分から縦割り班に参加できない娘。
せっかく遠足連れてきても、行きの教頭先生の対応といい、これじゃ参加している気がしない。
「帰ろうか?これじゃ、参加している意味ないよ。帰ろうよ。」
と、思わず娘に言ってしまいました。
ところが娘、帰るとは言わなかったのです。
「お弁当食べたいし、もう少しいる」
と言って、少しずつ自分の班まで近づいて行ったのです。
がんばって縦割り班に近づいた
縦割り班の集合場所へ、少しずつ近づいて行った娘。
担任の先生も気づいて話しかけてくれました。
そして、少し離れた、班のみんなが見えるベンチにわたしと二人で座ることができました。
担任の先生も、みんなと一緒に行動しなくていいからと、みんながレクレーションをやっているところを好きなように見学させてくださり、だんだん娘も環境に慣れてきたのでした。
(その3)に続きます。
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